※大変重要なことなので、ぜひご一読ください! 疑って疑って選んでくださいね。
文責: 日高健康管理士事務所
日本では健康食品、健康補助食品、栄養補助食品とも呼ばれるもの。
欧米では「サプリメント」と呼ばれ、不足したものを補うという意味です。健康食品という呼び方については問題があるという意見も多く、私もそう考えますのでここでは呼称を統一して以下「サプリメント」と呼びます。
健康産業は現在どの分野の産業より急速に成長しています。 そのような時はかならず品質に問題があるものが出てくるのは過去の歴史が物語っています。購入される立場の方々はまず疑いましょう。そして選別する眼を持っていただきたいのです。価値あるものに、また結果はどうあれ心から納得したものに対しては後悔はないでしょう。もちろん健康被害があってはいけませんが、それは論外です。
販売する立場から消費者をみますと、どんな製品が受けるか、またどんなものでブームを作るか必死で考えています。言い過ぎかも知れませんが、摂取する方の健康を本気で考えている販売者は極少数です。 その中で悪いことを考える人たちが出てくるのも事実です。
製造に関わるもので他社に真似されることを防ぐ意味でのいわゆるほんとうの意味での企業秘密は除いて、製造している販売会社はもとより製造現場の写真、工場の場所、原料の調達、物によっては人での研究データ他、公開に積極的な会社はほんとうに少ないのです。 これからの健康産業は情報公開も宣伝に使って「きれい事を言う」ところが伸びていってもらいたいですね。(もちろん真実の情報公開が原則です。)
食品業界での一連のうそつき販売(原産地のごまかしなど)をみるにつけ「長いことやってきたんだろうな」と思わせる報道が毎日のようにある状況で、安保闘争(古い話で恐縮!)時のような熱いデモが起こらない消費者の冷めた態度が悪質販売業者をのさばらせます。 研究データがあっても動物実験だけで人でのデータがない場合もほとんどであり、あってもサンプル数が少なすぎて問題外の場合もあります。大事なのは人でのデータです。
科学的根拠、信頼できるデータのある健康製品は少ないのが現状だと思うのですが?
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○日本健康・栄養食品協会により規格基準の設定されている栄養補助食品より
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サプリメント、栄養補助食品、健康食品といわれるものは、販売しているところが製造まで行っているわけではありません。ご存知だとは思いますが、化粧品の例で言えば国内で研究部門と製造する技術と工場を揃って持っている会社は20社前後と聞いています。今はどうかはわかりませんが。研究部門をのぞくとその十倍ぐらいの会社数になりますが、そこから相手先ブランドでの販売製品として消費者の手に渡ります。本当に製造している会社はなかなか表にはでてきません。
サプリメントも似たようなもので販売会社や製品名が違っても中身は同じところが作っていたり、まったく同じものであったりするのです。しかしそれが悪いと言うわけではありません。OEMといっていろんな業界で行われてきたことで正当な販売流通形式です。研究開発、製造力はあるが販売力は弱い。販売力はあるが製造する技術はないなど、お互いに弱い部分を補いながらの販売量、利益を確保する努力をしています。
しかし、その製造において良心的ではない内容があることも事実のようです。一時期の中国製のダイエットサプリメントによる死亡者まで出した健康被害は記憶に新しいと思います。そこまでいかなくても利益のために内容成分は少しでそれを固める増粘剤の量のほうがはるかに多く、まるで増粘剤を食べているような健康食品もあると言われています。それがアレルギーの原因になっているケースも指摘されていて、やはり情報公開を積極的に行っている会社を選ぶことは今や製品選択の重要な条件の一つです。
健康食品の目的別分類は大雑把にわけて以下のようになります。(あくまで私の考えです)
健康の維持に使用するのか病気改善に使用するのかで選択のポイントが絞られます。 健康維持は食生活が基本ですからその改善が難しいときに文字どおり補助として利用してください。知ってていただきたいのは、ビタミン・ミネラル類は何か一つとればいいのではなく、それらは相互に関連して本来の力を発揮するので少しずつでも種類が多く含まれているほうが一般的にはお勧めします。ビタミン過剰症が問題視されています。
免疫活性化(免疫力を上げる)が目的の製品は健康維持の目的ではあまりおすすめできません。病気の方で免疫力が下がっていて一時的に短期間で上げる目的ならまだしも長期の免疫活性健康食品の飲用は免疫力の疲弊を招きやすいのです。免疫力に関しても本来は食生活など生活習慣の改善から始めるべきで安易に健康食品に頼りすぎると免疫力の「枯渇現象」を招くことにもなりかねません。
キノコ系の健康食品で一旦回復した方が数年後再発最悪は・・・ということはよく聞く話です。最近の研究では、キノコ系食品の摂り過ぎによる心臓に与える悪影響も懸念されています。
現代は、過酸化環境の中で生活していることが多く必然的に身体の中での活性酸素の発生は多いのです。紫外線や、汚染された空気、加工食品のとりすぎによる間違った食生活、そしてもっとも現代人を悩ましていると言われるストレスなど、積極的に活性酸素を消去することを考えなければならないようです。しかしながら体内において活性酸素はなくてはならないものなので上手な活性酸素との付き合いと多すぎる分の上手な消し方が望まれます。
※活性酸素とは代表的な数種類の活性化した酸素の総称です。数種類あるということは、消去するにも基本的にその数だけ消去物質が必要なのです。
腸内細菌は人が生まれてきた瞬間からその細菌叢の形成がはじまり、人の死によって菌との共生が終わります。近年、腸管免疫は非常に大切なことが研究で明らかになっており、腸内環境をその人にとって正常な状態にしておくことは食事から得られる栄養素の消化吸収や排泄などの人が生きていくうえで必要な一連の作業になくてはならない、いわば友人なのです。腸内細菌環境が良くなければどのようなサプリメント、健康食品、薬を飲んでもその効果は著しく低下します。病気の人の便のにおいが異常にくさいのは腸内環境が悪いためです。
※便秘は身体の中に生ごみを保管しているようなものです。体温は36〜36.5℃前後、考えてくみてださい夏の気温はこれより低い30〜35度、その部屋の中で生ごみを処理しなかったらどういう状況になるか、考えてみただけでも臭そうです。健康の第一歩は便秘解消からと言えるのでは・・・。
人の最小構成単位である細胞は、細胞間の連絡にその表面からアンテナのようにでている糖鎖というものを利用しています。
糖鎖を形作る単糖類は自然界に約200種類あると言われていますがそのうち8種類が人の細胞にとって重要であると近年の研究からわかってきました。古い栄養学の本にはグルコースとガラクトースのみしか掲載されていませんが現代の食品にはこれ以外が含まれていることは少ないようです。昔は完熟したものを収穫した直後食していたので完熟しないとできない栄養を摂取することができました。現在は完熟する前に収穫し消費者への流通に乗りますので栄養価の目減りしたものを食べていることになります。残り6種類のうち一部は体の中で複雑な過程を経て作られるものもあるようです。不足する単糖類8種類を中心に栄養を補おうとするものがこのサプリメントです。Eの複合製品を含め、目的とふところ具合で納得する製品を選んでください。
ちなみに弊社に以前健康食品の販売をすすめるために一方的に価格表を送ってきた会社がありましたが、科学的根拠を感じない製品の一覧表で、その仕切り価格はほとんどが20〜30%でした。その品質はその仕切り価格から大体想像がつきます。もちろん仕切りが高ければ品質が良いとは限りませんが、品質が良いものは製造コストも高くなるので仕切り価格に跳ね返るのはある意味当然でしょう。
日本の健康食品は特に「天然成分でできているから副作用はない」との触れ込みで安心という業者もいますが、天然であろうと合成であろうと身体に悪いものはありますので、副作用がないとは言い切れません。まして人の身体は千差万別、100人いれば100様の体質があると言ってもよいと思います。民族の違い、食生活の違い、住環境の違い、遺伝など、とりあえず頭に入れておく必要がありそうです。科学的根拠がありそして品質が高く、できれば安価なサプリメントに出会うことをお祈りいたします。
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