日高健康管理士事務所

 
       
 南極上空付近ではこの様なことが起こっていることが知られていますが、日本上空では、今のところここまでひどくはありません。 しかし、いわゆる紫外線のA波、B波はオゾン層が破壊されていなくても侵入してきて、私たちの皮膚などに絶えず蓄積型の健康被害を与えています。毎日では軽微でも蓄積型ですから10年、20年後にどのような形で現れるかわかりづらいのですが、皮膚の老化及び白内障は自覚できる症状のひとつです。
                                   


 紫外線は…
下の図のような帯域の波長を持っています。(1ナノメートルは100万分の1ミリ)

γ線

X

UVC

UVB

UVA

可視光線

赤外線

サンスクリーン  →
窓ガラス  →
大気中のオゾン→
日焼け→
色素沈着→
皮膚ガン/老化→
      200nm  290nm   320nm    400nm


■UV−A紫外線:(長波長紫外線)角層、表皮を通ってほとんどが真皮にまで届きます。
 
           UV-Bより年間の照射量が20〜30倍も多いのに見逃されやすい。
            エネルギー量は低いが曇った日でもガラス越しに浸透します。

■UV−B紫外線:(中波長紫外線)ほとんどが角層で吸収され真皮に届くのは全体の
            10%程度
            日焼けで肌が赤くなる原因。ガラスで遮ることができます。

■UV−C紫外線:(短波長紫外線)オゾン層にほとんど吸収されるため考慮する必要は
            ないと言われます。

  ※目に見える皮膚の老化の80%は日光障害である。(アメリカ皮膚科学会の討論会にて)

      生体防御機構は、紫外線対策の仕組みを持っています。
 
   
それは、角層とメラニンです。
    
角層では、日光を反射したり吸収したりして真皮を守っています。
    
メラニンは、真皮に届く紫外線の量を減少させます。

●紫外線対策をしっかりすると皮膚が委縮して起きる『真の老化』とは違ってシミやしわは、予防できます。
なぜなら顔や手の甲などと、おしりや二の腕内側の皮膚と比べて見てください。
その違いは歴然とするはずです。
これこそ自然の老化とは区別される
光老化と言われるものです。
全て紫外線が原因です。    
紫外線は皮膚の老化を促進するだけではなく、皮膚の細胞の遺伝子や、表皮にある免疫細胞(ランゲンハンス細胞)を縮小させたり最悪は破壊し発ガンしやすくしたりします。
皮膚癌は紫外線量の二乗に比例して発症します。

具体的紫外線対策の行動

  午前10時から午後2時にかけて一番紫外線量が多い。(太陽が真南にくる時刻)

    @直射日光に長時間当たらない。
    A日傘、帽子、長袖シャツなどを用いる。

※外出するときは幅広の帽子とか日傘、長袖の衣類などで肌の露出を防ぎサングラスや
 サンプロテクト用の化粧品などを使用し紫外線対策を万全に!!
 現在は、紫外線を浴びて良い時間は50分だそうです。それが5年後には、1分になる
 という予想もでています。

お肌のトラブルにとって紫外線の知識はとても大切です

 日光の関係する皮膚ガンで有名なのは悪性黒色腫というガンです。
アメリカの白人では、1975年には悪性黒色腫の患者数13000人で死亡者数は約3800人でしたが、1993年には3万2000人の患者がいて同年1年間で6800人が死亡、患者も死亡者数も大幅に増えています。
アメリカやオーストラリアで皮膚科学会が日光の関係する皮膚ガンに注目し、さまざまな啓蒙活動をしています。
黄色人種の日本人は、日光の関係した悪性黒色腫は少ないので、心配はあまりありません。
しかし、最近の日本の医学的調査で、有棘細胞ガンという皮膚ガンが徐々に増加して
いることがわかりました。
この有棘細胞ガンのきっかけが、日光角化症という日光の関与した皮膚病です。

 
最新のデータでは30年前、10万人に一人の皮膚がんが現在10万人に10人に増加。
オゾン層の1%破壊によって紫外線のうちUVB波が2%増加、皮膚がんは3〜6%増加しています。
現在昔と比べると4〜7%紫外線が増えていて紫外線は1時間浴びると遺伝子約5万個が傷つくと言われています。

 2005年〜2020年にオゾン層破壊のピークがきます。

    つまりは、紫外線対策がいかに大切かおわかりになると思います。

      (ガン予防のためにも紫外線対策をしっかりしましょう)


日光角化症;顔や手の甲など日光の当たりやすいところに出来る皮膚ガンの一種です。
早期ガンなので転移することはなく、また悪性度は低く、手術、凍結療法などで完全に治療できます。
放置すると悪性度の高い有棘細胞ガンへと進展することがあります。

有棘細胞ガン;進行すると皮膚以外の臓器にも転移して死亡することもある皮膚の悪性腫瘍の一つです。表皮に連続して腫瘍が拡大します。
日光障害、やけど、そして放射線治療が発症のきっかけになることが知られています。

悪性黒色腫;メラニンを産生する能力を持つ細胞が異常に増殖してできる悪性の腫瘍です。正常な皮膚から突然あらわれるものと、普通のほくろに隣り合って現れるものがあります。


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